スケルトンリフォーム
今回の建物は築45年の和風住宅です。
1階をメインにフルリフォームの現場になります。
1階はサッシを全て交換し、水廻りも間取りも全て改修します。
サッシは高断熱サッシを使用するため、補助金の対象となります。
その他にも、高断熱浴槽や節湯水栓・節水型トイレ・段差解消・手摺取付・浄化槽新設が補助金の対象となります。
リフォームは補助金を出来る限り利用することで、大幅に変わります。
弊社では積極的に補助金のご案内をしております。
解体に入る前に養生を行います。
解体範囲は事前打ち合わせをしっかりと行います。
この作業がしっかり出来ると、その後の工事も円滑に進みます。
壊す部分はしっかりと壊し、手を付けない部分との区別を明確にすることです。
襖や障子などを撤去したのち、解体作業です。
解体は手作業で分別解体にて進めていきます。
サッシも玄関も無くなってしまいますので、コンパネやブルーシートで養生をして完了です。
木工事に入ります。
サッシを取り付けるための下地を組んでいきます。
サッシが付くと少し安心感が出ます。戸締りが出来るようになるからでしょうか。
天井下地を組み、和室の真壁も大壁にするため部合わせの下地を入れていきます。
天井壁のプラスターボードを張り上げ、フローリングや建具枠を取り付けます。
仕上げに天井や床の見切り材を取り付ければ、木工事の完了です。
流れだけをつらつらと書きましたが、こちらの木工事がメインで、おおよそ1.5か月を要しました。
外部です。
サッシが付きましたら透湿防水シートを張って雨仕舞をします。
新規サイディング部分と既存壁塗装部分に分かれます。
塗装は太陽の下、色合わせを行います。
室内よりも室外で見る方がより実際の感覚に近くなるのです。
新規の庇屋根、樋の交換をしたら足場を外して完了です。
合併浄化槽も市の補助金を利用します。
クロス工事に入ります。
パテを丁寧に入れていきます。
張り工程よりも、下地処理工程が時間が掛かります。
特にリフォームでは手間が多く掛かります。
下地を丁寧に仕上げることで、きれいな壁紙に仕上がります。
工事完了です。
工事期間は3か月です。
お客様のアパートの転出予定は、1か月前に申告しなくてはならないため、工期はMUSTです。
フジ住建では適正工期内にしっかりと工事を完了させます。
事前にお渡しをする工程表通りに完工をします。
施工管理(工程・品質・安全)をしっかりと行うことでより良いリフォームをご提供出来るのです。
断熱材はアクリアウール14Kの89㎜幅を使用します。
高性能断熱材です。
熱抵抗値という断熱効果を表す数字は2.3㎡・K/Wです。
工事完了です。
ステンドグラスや陶器の手洗いボール、框組の建具やモール、飾りニッチ、ロートアイアン等を多く取り入れ、欧風の仕上げとなりました。
LDはアクリル製の間仕切り建具を採用しました。
お客様を招いた際にも、簡易的にプライベートゾーンと分けることが出来ます。
快適で素敵なリノベーションとなりました。
高齢のお母様の住むお宅の介護リフォームです。
1階部は店舗テナントになっており、2階が居室フロアになっています。
床の敷居の段差や、和便器のトイレなど高齢のお母様には不自由な環境でした。
和室全体も痛んでおり、バリアフリーと合わせ、内装もキレイに仕上げるリフォームとなりました。
解体が始まりました。
解体は全て手作業になります。
事前にリフォーム対象外の床や壁に丁寧に養生をして作業に入ります。
解体で発生した廃材は、産業廃棄物として分別廃棄をし、マニュフェスト伝票にて最終処分場までのトレーサビリティーが出来るよう伝票を保管します。
屋根は瓦棒葺きという板金屋根です。
経年により天井のいたるところから雨漏りをしています。
天井部の雨染みが確認出来ます。
防水紙の張替が必要なため、古い屋根材を剥がし、面剛性を高めるため、構造用合板を重ね張りします。
当時は野地板と呼ばれる9mm程度の杉の挽き材が使われています。
野地板では、仕上げになる屋根材を固定する釘ビスの引き抜き耐力も期待できません。
野地板の上に合板を重ね張りをして、不陸の無い強固な屋根下地を形成します。
下地が終了すると、防水紙です。
防水紙は2次防水といって、大変重要な施工パートになります。
改質ゴムアスファルトルーフィングという防水紙を丁寧に張り込みます。
レギュラー品の23kルーフィングよりも、耐候性の高い下葺き材になります。
縦ハゼ葺きという縦ジョイントのガルバリウム鋼板の屋根材で仕上げです。
屋根材の種類は屋根の勾配で使用できるものが限られます。
今回のような緩やかな勾配の屋根には、縦ジョイントのものを選定します。
木工事に入ります。
和室のような柱が表しで出ている壁を「真壁」といいます。
真壁を大壁(柱が覆われている壁)に改修します。
天井も下地を組み、新しい天井下地材にします。
床は、従前の床板の上に重ねて張る「重ね張り工法」と、合板で下地を作った上に張るフロア部が有ります。
各居室の段差を無くし全てのフローリングが同じ高さになります。
また、片開き戸の下には敷居が入っていましたが、今回は敷居も無くなります。
木工事が完了しました。
壁紙の工事では下地のボードやベニヤのジョイントやビス頭のパテを入れます。
サンダーでよく扱き、下地を平滑にします。
壁紙が完了すると、照明器具やスイッチ・コンセント等を取り付けます。
住設機器の取り付けも行い工事が完了になります。
工事完了です。
以前あった段差も解消し、トイレも大変広くなりました。
ドアは引き戸を多く採用し、出入りしやすい開口になりました。
手摺も取り付け、バリアフリー工事の完了です。
バリアフリー工事には介護保険補助金を利用しました。
申請には工事前後の写真や申請書類の提出があります。
手続きは弊社スタッフにて行わせて頂きます。
お気軽にご相談を下さい。
お待ちしております!
バリアフリー・介護リフォーム
◇LDK改修工事
キッチンと居間がもともと間仕切られておりました。
2部屋を繋げることにより開放感を出しましたがもともとの間仕切られていた位置に
腰壁や垂れ壁を作ることによりリフォーム前と生活導線や内観を近づけました。
また、内装は白をベースにし木目調や温かみのある色合いを使うことにより
統一感を出しました。