ベランダ防水・軒天・樋工事

before
【建築date】
戸建
【お客様からのご要望】
ベランダ防水の雨漏り、および樋の一部を補修したい。
それに伴ったベランダ下軒天井の補修。
【工事内容】
ベランダFRP防水の改修
軒天内部の樋修理
ベランダ内部の排水配管・下樋の補修
軒天内部の樋の状況を見るため軒天を外します。
ベランダ防水の劣化による雨漏りのため、下地が腐ってないかを確認し、下地の部分補修を行いました。
ベランダ下地の腐朽状況を確認し補修が完了したので、FRP防水の改修に入ります。
FRP完了後、軒天井内部での配管をしっかりと行います。こちらのジョイントなどから漏水がありますと隠蔽部内からの水漏れをおこし再度、軒天井の改修が必要になってしまうため、しっかりと糊付けをします。
接着剤は目視で確認できる青を使用します。
配管をしっかりと行った後軒天井の復旧をして新しく樋を付けていきます。
今回のお客様の樋ですが軒天内に樋があり広いバルコニーに対し
一カ所しか排水ヶ所がなかったため勾配の角度に気を付け修理いたしました。
雨漏り跡の軒天も新しくなり、FRP防水も外観もきれいになりました!
某市の外装リフォームです。
屋根瓦の傷みと外壁の塗り直し、玄関サッシの交換を希望されているお客様です。
フジ住建では「既存住宅状況調査技術者」が検査項目にあわせた調査を建築士が無料で実施しております。
既存住宅状況調査技術者とは、長期優良化住宅リフォーム推進事業として国交省指定団体の講習を受け、登録をされた建築士のことを指します。
調査に入ります。その上で必要な補修方法を含んだリフォームをご提案するのです。
今回の建物の外壁は湿式工法の壁です。
湿式とはモルタル下地の上に塗装がされているものです。
吹付塗装はスタッコ仕上げという玉吹き+頭押えで、高級感のある外壁仕上げです。
モルタル下地は乾式工法(サイディング等)と比べ、クラックが入りやすい難点があります。
外壁では複数のクラック(ひび割れ)がありました。クラックには構造や雨仕舞には直接影響の低いヘアークラックと、建物のゆがみや動きなどからくる構造クラックの2種類があります。
クラック幅は0.5mm以上で外壁下地まで貫通しているものを劣化事象とします。
これは建物の雨水の侵入に関する調査部のため、正しい知識が必要となります。
前者では下地まで到達しない表面のひび割れのため、簡易補修で済みますが、後者はクラックが外壁下地まで貫通していたり、浮きやはらみを起こしていることがあるため、雨仕舞にも影響を及ぼします。
クラック調査では、クラックゲージという器具をあてがい、クラック幅の測定を行います。
浮きは打診棒を転がして測定します。
足場が立ち高圧洗浄を行います。
洗浄時には、チリや埃・古い塗膜などが飛び散るため、足場のメッシュシートに合わせ、車にもシャワーハットのように被せて養生を行います。
高圧洗浄後、塗装のための養生を開口部等に施します。
クラックの状況に合わせ、クラック部の開先をV型にカットします。
変性シリコーンシールを施し、追従性(躯体の動きに対応するワーキングジョイント)を高めます。
構造に起因したクラックは再発をしやすいため、以上の作業工程で2次クラックの抑止が望めます。
モルタル表面の収縮に起因する「ヘアークラック」はコークボンドで簡易補修をします。
3回塗りの工程の一回目、下塗りに入ります。
下塗りを丁寧にするほど2・3回目の塗装の仕上がりが良くなるため、入念に下塗りをします。
下塗りは関西ペイントの「アレスダイナミックフィラー」を使用します。
付着性が高い水系の下塗材です。
中塗り・仕上げの2・3回目です。
お客様はアイボリー系の暖色がお好みでした。
色合わせは現地で太陽のもと、直接行います。
多くの色見本を目の前にしても、どのように色を決めるかはプロのガイドが必要になります。
色覚は面積効果や寒暖効果、遠近効果など心理的に及ぼす感覚に影響します。
寒色(ブルーやグレー)では面積効果が低く(狭く感じる)、暖色(赤や黄色)では膨張して見えます。
色度は色相と彩度で決まります。色調(トーン)は明度と彩度で決まります。
選択された色見本よりも、実際の建物では色調は強くなってしまいます。
そのため、選択した色からトーンを下げるアドバイスをします。
塗り分けの場合、色の組み合わせは調和性の高いものを組み合わせる必要があります。
屋根瓦です。新築をしてから25年ほど経っておりますが、一度も屋根のメンテナンスに入っていない状況でした。
棟と呼ばれる屋根面頂部では、化粧漆喰が剥離し心土と呼ばれる土台の粘土も雨水で流失しておりました。
下屋根部はお施主様が自ら修補を施しましたが、うまくいかず断念したそうです。
「棟の取り直し工事」を行います。
棟の冠瓦を解体清掃し、耐震金物にて補強後、南蛮漆喰仕上げを行います。
南蛮漆喰では漆喰が心土と一体のためメンテナンスフリーです。
耐震金具に心木をビス止めし、冠上端からSUSパッキンビス(止水性の高いもの)で強固に固定します。
ベランダの防水はシート防水です。各所に浮きがありベランダ下の軒天井には雨染みがあります。
下地の合板の状況を確認し、今回はFRP防水のカバーとなりました。シート防水に比べ、浮きが出にくく丈夫な防水です。
付帯の塗装を行い雨樋の交換をします。
樋の色は破風(軒先の樋の裏側の部位)色と合わせ一体感を持たせます。
土間のモルタル塗りと網戸交換も行います。
足場の解体で全景が確認出来ました。
お施主様のイメージ通り、暖かで柔らかい印象の仕上がりになりました。
玄関サッシはYKKAPのドアリモという商品です。
既存の枠を外さず、新規の枠をカバーします。
その枠に新しい玄関サッシが付く商品です。
工期も一日で建物に負荷を掛けることなくリフォームが出来るのです。
鍵はキーレスタッチパネルです。
外壁に合った重厚感のある玄関になりました。

外部改修工事
飛び込み業者からの強引な契約が方々で聞かれます。
落ち着いて信頼のある会社に調査をお願いすることが良いでしょう。
サイディングの板間目地シーリングが経年劣化をしており亀裂が大きくなっています。
劣化したシーリングをきれいに除去し新しい変性シリコーンシーリングを施工します。
屋根瓦は棟の積み直しを行いました。棟瓦を固定している心木が雨水で劣化しており、釘の保持力が下がっておりました。
崩した棟に耐震金物を入れ新しい心木に交換します。固定は釘では無く止水パッキン付きのビスにて行います。釘は熱膨張を繰り返すうちに抜けてくる傾向がありますので近年はビスを使用します。
外気に触れる外皮と呼ばれる部分は、雨掛かりのため雨水の侵入は大きな問題を起こします。
少し気になる方は、お気軽にお問い合わせを下さい。

外部改修工事
【お客様からのご要望】
屋根・外壁の塗装が痛んできたので塗り直しをしたい。
また、従前の色でお願いしたい。
【工事内容】
外壁・屋根塗装工事、屋根ケラバ瓦取り直し、ポリカ屋根張替、ウッドデッキ撤去
外壁は、新築時に塗った色を再現して欲しいということでした。
現場にて直接色合わせをし、従前の塗装に近い色を選びます。
現在は新築時に比べ色褪せをしているようで、お客様の記憶を辿ることで最終的に色を選定しました。
色は太陽のもと見ることが理想です。
屋根色は理想のサンプル写真を頂いていましたので、近い色を選定出来ました。
今回使用した塗料
屋根:ワイドエポーレSi (YR62-L12-60X)
外壁:パーフェクトトップ (YR13-L15-90D)
工程表を提出し、事前にご近隣へ挨拶に回ります。
工事が始まります。
仮設足場を設置し、飛散防止のためのメッシュシートを張ります。
屋根外壁と高圧洗浄をして古い塗膜を除去します。
その後に屋根・外壁ともに下塗り・中塗り・上塗りと3回塗装を重ねていきます。
屋根:ワイドエポーレSiは幅広い素地適応性・高耐久性・優れた仕上がり・防カビ防藻性などに優れています。
外壁:パーフェクトトップは1液水性ラジカル制御形の塗料になり低汚染性・防カビ防藻などに優れております。
一般的なシリコングレードが8~10年に対しラジカル塗料は10~12年ほどの耐候性が見込めます。
外壁はモルタル壁に吹付塗装で仕上がっております。経年によるクラック(ひび割れ)が多数あります。
クラックスケールを使用して、クラック幅から収縮クラックなのか構造クラックなのかを見極めます。
収縮クラックはコークボンドを充填しますが、構造クラックは、モルタルにVカットを行い、変性シリコーンにて追従性を持たせます。このような作業を行うことで、再度クラックが入りにくくなります。
下地処理を入念に済ませ塗装に入ります。
塗装は3度塗りになります。
塗装前の入念な打ち合わせに、丁寧な仕上げのおかげで、外壁の凹凸感を壊さず新築時の色を再現出来ました。
新築を建てた時を思い出させてくれるような素敵な仕上がりとなりました。

本庄市の外装リフォームです。
近所の方から屋根の板金が外れていると聞き、チェックをして欲しいとのご連絡を頂きました。
早速、現地に伺い建物の状況を調べます。
屋根に登ると、棟包み板金という峰部分の金属板が外れていました。
コロニアルという薄型スレート屋根材も退色が進んでおり塗膜も切れている状態です。
ここで、いくつかのお見積もりプランを説明致します。
それぞれのメリット・デメリットや価格帯、更には長期的な目線でのメンテナンス計画のご説明を丁寧に行います。
今回のリフォームで金額を抑えても長期的にはメリットが薄いケースもあります。
分かり易く丁寧に説明を致します。
近隣との隣棟間隔が狭く、前面道路はスクールゾーンで車通りも多いため、資材搬入や仮設足場には入念な計画が必要となります。
近隣様へのご配慮は、お客様へ良質な工事を提供する一つの大切な要素です。
今回は古い屋根材の上に金属板で覆う「カバー工法」のお見積もりになりました。
カバー工法は産廃処理費や作業工程の短縮などからコストパフォーマンスが良く、人気の有るリフォームです。
今回は勾配が緩く金属屋根の場合、縦ジョイントタイプが適正な材になります。
縦葺きの金属板カバーでは、構造用面材を重ね張りします。
下葺き材のルーフィングは「改質ゴムアスファルトルーフィング」という強い素材の物を使用しました。
下地処理を丁寧に行うことで長い年月、屋根をしっかりと守ってくれます。
仕上がりでは見えなくなってしまう部位なので、丁寧な仕事が必要です。
隣棟間隔が狭く、北側のお宅への配慮から雪止め金具という隣地に雪を落とさない金具をいれます。
以前はオーバーフローを起こし、雨水がうまく流れていなかった雨樋も交換し、流量も適正になりました。
入梅前に工事が出来て、安心安全な外装リフォームでお客様も大変喜んで頂きました。

外部改修工事<4面外壁張替え・新規バルコニーの設置>
before
after
既存の神殿飾りのような枠がなくなった為周りがすっきりしました。
また、木目調の玄関が石目長の外壁にとてもマッチし植物の似合うナチュラルなテイストとなりました。
外部改修工事 (屋根/塗装/シーリング)
before
after
【お客様からのご要望】
シーリングや外壁等が劣化してきてしまっていたため
メンテナンスを含め綺麗にしてほしい。
【工事内容】
シーリングの劣化が目立っていたためシーリングの打ち替えをし外装を塗装致しました。
こちらの住宅のような外壁材(レンガ調)は目地があるため普通に塗装してしまうと単色になってしまいます。
目地と面の部分の色を変える塗装方法もございますが今回は2色塗装を致しました。
before
after
また今回、トップライトの廻りのシミが気になるとのことで調査致しました。
トップライトは劣化するため年数が経つにつれ雨が侵入してしまう可能性が高くなります。
屋根に雨の流れを妨げるようなものがあるのはあまり良いことではありません。
また、お客様にいお伺いしたとことろ、現在は使っていないとのことでしたので、思い切って塞ぐご提案を致しました。

外壁塗装工事
外部改修工事<外壁重ね張り・新規べランダ>
高崎市の雨漏りのご依頼です。
雨漏りの原因を調べるため屋根上からと小屋裏の内部に入り調査をします。
雨もりの原因は谷板金の亀裂と棟尻部の劣化によるものでした。
谷板金は銅板です。
経年劣化のため、谷に穴が開いており、雨水が流入して下葺き材から天井裏に雨水が侵入しておりました。
小屋裏内は雨染みと断熱材も濡れている状態です。室内はクロスが剥がれ、塗壁も吸水している状態でした。
屋根の修理と内部の断熱材交換・石膏ボードの張替工事になりました。
原因が分かったところでお見積もりの内容を説明し、応急処置として板金の穴をコーキングで埋め、棟尻部を南蛮漆喰で仮補修を行いました。
応急処置で漏水は止まりました。
谷周りの瓦を外します。
40年経った防水紙も劣化が進んでいます。
新しいゴムアスファルトルーフィングで下葺き補強を行った後、ガルバリウム鋼板製の本谷板金に交換をします。ガルバリウム鋼板は従来のカラー鋼板や銅板に比べ、防錆性能が高いです。
棟尻部に板金で止水版を取付け、屋根工事は完了です。
続いて内部の改修に入ります。
大量の雨水が天井・壁に回って断熱材も濡れてしまっています。
断熱材は水分を含むと熱貫流抵抗値が半分以下になってしまいます。また壁内が濡れている状態では躯体にも良い影響を及ぼしません。
雨漏り部の天井・壁を解体し、断熱材の交換を行います。
雨漏り部をしっかりと直し、内装の改修も完了しました。
外装専門店では内部の構造や建築全般の知識が乏しいケースもあります。
また分業で施工店が入れても責任の所在があいまいになってしまう恐れもあります。
トータルで建物を直す知識と技術を持ったリフォーム・修理が大切なお客様の建物を守る術です。
雨漏り保証も10年間の自社保証です。
安心してご相談を下さい。
外壁塗装・西面外壁カバー工事
外壁塗装工事
建築data】戸建 築30年弱
【お客様からのご要望】
・1階和室部分の雨漏りを直したい。
・以前2階部分をリフォームした際に、塗装をしたが1階部分はしなかったため外壁を塗装したい
・外壁の塗装がはがれてしまっている部分があるので綺麗にしたい
【工事内容】
外壁塗装
西側外壁カバー工事
一階和室部分の雨漏りは屋根ではなく、以前リフォームした際に出窓を撤去した部分の外壁から雨水が侵入したいることが判明したため、西側は外壁カバー工事を提案し採用していただけることができました。
塗料がはがれてしまう原因として、外壁から出る湿気を塗料が閉じ込めてしまっている可能性が高かったので、透湿系の塗料を使用しました。
外廻りリフォーム
外壁塗装工事・樋架け替え工事
【建築data】戸建
【お客様からのご要望】
・屋根の温水器を撤去したが、色の抜け具合の段差が気になるため、塗装したい。
・外壁も合わせて塗装したい。
・10月の大雨で、軒樋の破損した部分を直したい。
・10月の大雨で、軒樋の破損した部分を直したい。
【工事内容】
屋根カバー工事(MSタフワイド)
樋架け替え工事(Panasonic pc50)
外壁塗装
屋根は塗装したいとのご要望でしたが、過去に2度塗装されていたため、金属屋根のカバー工法を提案させていただきました。
屋根は塗装したいとのご要望でしたが、過去に2度塗装されていたため、金属屋根のカバー工法を提案させていただきました。
外壁塗装は幕板で上下の色を分け、アクセントの付いた印象になりました。
1階部分はグレーに、2階部分は既存外壁色よりもワントーン明るい色を提案し、ご採用して頂きました。
樋架け替えでは、外壁色が白基調になっているので、樋色で全体を引き締める効果を考え、黒を提案し、ご採用されました。
カラースキームには時間を掛け、何案かのパースを作成しイメージを掴んで頂きました。
築25年程度の物件です。
周りには建物が少なく田畑に囲まれているため、苔が多く生えやすい状況でした。
コーキングの劣化も進んでいます。
薄型スレート屋根材の劣化も激しく塗装では対応できない状況でした。
屋根については金属のカバー工法を採用し、外壁はコーキングの打ち直しと塗装工事になりました。
仮設足場を設置し飛散防止のメッシュシートを張ります。
屋根外壁に高圧洗浄を施し、表面の苔や埃、古い塗膜を丁寧に除去します。
屋根と北面の苔が酷かったため植物性強力バイオ洗浄剤を使用します。
屋根は見違えるほど綺麗になりました。基材の劣化が見て取れます。
屋根のカバー工法はトータルコストを抑えられる現在主流の工法です。
既存材を撤去しますと撤去費や産廃費が掛かります。
また下葺き材・仕上げ材も2重になることから、熱貫流抵抗や防音効果の向上も見込めます。
薄型スレート屋根で、下地の木材の状況に問題が無い場合はコスパが良く理に適った
カバー工法をお勧め致します。
板間や開口廻りの劣化したコーキングを丁寧に除去し、新しい2液性の変性シリコーンシーリングを
充填します。
変性シリコーンは耐候性に富んだ、塗料を汚染しないノンブリードという特性のあるものです。
従前のシリコーンの耐候性が5~10年に対し10年~15年の耐候性が見込めます。
シーリングはサイディング間の雨水の侵入を防ぎ建物の動きに追従する機能を持っています。
シーリングには重ね打ちと打ち替えがあります。
前者は基材の劣化も比較的問題なく、痩せなどの改善で重ねて施工するものです。
今回はひび割れや劣化も進んでいるため、古い材料を除去して新しいものに打ち替える施工です。
シール交換が終わり外壁の下塗りに入ります。白く見えるのが下塗り材です。
下塗り材を丁寧に肉厚に塗ることで、上塗り材の仕上がりや対候性に、より効果を発揮します。
洗浄した薄型スレート屋根の上に片面粘着性のアスファルトルーフィングを敷き込みます。
ルーフィング機能のランクでは、最も止水性・耐候性の高い商品です。
通常のルーフィングでは粘着性や厚みも無いため、不陸の多いカバー工法にはあまり適して
おりませんが、カバー工法で通常のゴムアスルーフィングの施工をされているのを散見します。
弊社では片面粘着ルーフィングを標準施工としております。
仕上げ材は防錆性能の高いガルバリウム鋼板の横葺きです。
色はブルーを選択されました。
丁寧で肉厚な下塗り後、仕上げ塗装を2度行い、合計3回塗りの仕上げです。
下塗り材は水性SDサーフエポプレミアム・仕上げ材はエスケープレミアムシリコンを
選択されました。
外壁色は艶有グリーン系の、明るく落ち着きのある色を選択されました。
明るくて素敵な仕上がりになりました。

東京都国分寺市の現場です。
建物は築40年の金属屋根です。
飛び込みの業者から「近くの現場で作業をしていたら、お宅の屋根が見えて、すぐに修理をしないと雨漏りを起こす」と言われ、不安に思ったお施主様より調査依頼を頂きました。
部分的に痛んでいるところはありましたが、すぐに葺き替えが必要な状況ではありませんでした。
写真を見て頂き状況を確認して頂き、今回は塗装工事と樋の交換のご依頼を頂きました。
合わせて雪止め金具の追加取付もご希望されました。
簡易補修
雨樋はジョイントが割れて、軒樋の被覆も剥がれている状況でした。
雨樋の不具合がありますと雨水がうまく流れなかったり、過度に集中したりして雨漏りの原因に成り兼ねません。
金属屋根は縦ハゼ葺きと横葺き部があり、塗膜の割れから素地の錆が進行している個所が
ありました。
樋と金属屋根の簡易補修をその場で行いました。
藤岡市 屋根 リフォーム
塗装前に下地の調整に入ります。
腐食した金属屋根の部分補修と高圧洗浄、金属面を荒くして下塗り材がしっかりと付くようにケレンを掛けます。
また木部の古い塗膜を削り、下地を平滑に仕上げます。
塗装
塗装は3回塗りになります。
金属部の1層目は錆止めのプライマーを塗ります。
これは仕上げ塗料がしっかりと密着するための塗料になります。
仕上げは弱溶剤2液型バイオマス樹脂塗料の2度塗りです。
下塗りを合わせ計3回塗りになります。
今回はツヤ有りの仕上げを選択しました。
雨樋・雪止め金具取付け
塗装が完了した所で雨樋の取付けと雪止め金具の取付を行い、今回の工事は完了です。
定期的にメンテナンスをすることで屋根や外壁の寿命も伸び、躯体にも悪い影響を与えません。
きれいな仕上がりになりました。

工事現場:藤岡市
工事場所:外壁
工事期間:10日間
構造用途:S造・診療所
築年数:15年
既存:鉄骨下地+セメントボード+磁器タイル+弾性塗料仕上げ
外壁の改修リフォームです。
壁内への雨漏りが酷く、数年吸水をしたセメントボードが爆裂しており、塗装も剥離を起こして
いました。
雨漏りの原因は、バットレス壁の天端笠木とスリット部の笠木の納まりが悪く(必要水勾配がとれていない・壁立上げ寸法不足)雨水を壁内に誘導してしまう構造になっていました。
下地を剥がす工事から行います。
セメント版とモルタルが併用されており、剥がすのも大工事です。
既存の防水シートが顕になると雨水の侵入状況が見て取れます。
アルミ笠木の交換・新規取付を行い、透湿防水シートの張替を丁寧に行います。
下地改修
改修工事では乾式通気壁(窯業系サイディング)を採用しました。
従前では無かった通気層を確保することで壁内結露や雨漏りの改善が図れました。
従前の吹付タイルのデザインに近いサイディングを選定し、意匠・機能ともに向上しました。
雨水の侵入で不具合を起こしていた壁も綺麗に仕上がりました。
外壁仕上げ

工事現場:藤岡市
工事場所:建物外皮
工事期間:20日間
構造用途:W造 専用住宅
築年数:20年
既存:ALC外壁 薄型スレート屋根
ALC外壁材・薄型スレート屋根・その他付帯部の塗装工事とシーリング打ち直し工事です。
ALCとは多孔質の軽量気泡コンクリート板です。
気泡が多く含まれていることから、軽量で熱貫流率が低く(断熱効果大)、吸音効果も有り、施工性も高い、優れた建材のひとつです。
壁内外に多くの気泡を持つため、塗膜(塗装の膜)が切れてしまうと壁内に雨水が侵入しやすく、凍害を起こしやすい材でもあります。
(凍害:侵入した水分が凍結すると体積が膨張します。繰り返し現象が起こると基材の爆裂を起こします)
そのためには定期的なメンテナンスが必要となります。
屋根は紫外線や風雨の影響が大きな部位です。
退色が進み、元の色も分からない程になっています。
仮設足場を建て高圧洗浄に入ります。
屋根・外壁共に入念に洗浄をします。
古い塗膜やチリや埃、コケなどを除去していきます。
また塗装前に開口部の養生を行います。
開閉が出来るように工夫をして張ります。
高圧洗浄
板間・開口廻りの劣化したシーリングを丁寧に除去し、新しいシーリングに打ち直します。シール材は高耐候性で塗装にも合う、2液性の変性シリコーン材です。
塗装に入ります。
〈屋根〉
・下塗り スズカファイン ベスコロフィーラーCOOL(遮熱)
・上塗り スズカファイン ワイドルーフ無機(2液弱溶剤無機系塗料)
塗装は「無機」を選定されました。
塗料の材種によって耐用年数は変わってきます。
一般的なシリコーン塗装で10年程度、フッ素系や光触媒系で15年~18年、無機では24年~25年の期待値になっています。
高耐候で汚れにも強い塗料です。
〈外壁〉
・下塗り ダイヤ セラ・トーシツプラス
(無機透湿微弾性フィラー)
・上塗り ダイヤ スーパーセランフレックス(水系2液超耐候・超低汚染型変性無機塗料)
塗装下地
塗装の完了です。
屋根は遮熱タイプの無機塗料です。
外壁の下塗り材は、塗膜内面側の湿気を外に出す効果の有るものです。(透湿性)
塗装の裏側に湿気を帯びますと、膨れやヒビ割れの原因にもなります。
上塗りの無機塗料は一般的には硬質なものですが、今回の「ダイヤスーパーセランフレックス」は無機でありながら弾性に富んだ特性があります。
対候性・意匠性共に大変向上したリフォームになりました。
塗装完了

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工事内容:防水工事/躯体工事/樋工事/他
状況:台風や経年劣化により外壁部分に亀裂が生じ水が浸入して木造の躯体が腐り外部の共用廊下の傾きが発生しておりました。
施工内容:亀裂が起きていた共用廊下の外壁及び床の防水のやり直しを行いました。
木造の躯体が雨等により腐っていたため補強材を入れたり柱を立てました。
外部の共用廊下(防水部分)に集まる水量を少なくするため樋を交換しました。
その他、外壁材で仕上げたり塗装工事、電気工事等も行いました。
お客様のご感想:最初は入居者を数か月間移動させてからの工事を提案されていたが
、その後いろいろと検討して下さり、最終的には居住しながらの工事をご提案頂きとても助かりました。
ご満足を頂き有難うございました!
工事内容:
下屋葺き替え工事/ポリカ屋根新設工事/床張り替え工事/植木撤去工事
状況:アスベスト入りの屋根材が葺いてある/床のフカフカが気になっている
コメント:
アスベスト入りの屋根材を新たに葺き替え、一部床の張り替えも行いました。また、
玄関周りの植木も撤去しスッキリ致しました。

工事内容:シーリング打ち直し/サッシ交換/塗装工事
状況:シーリングの劣化など
コメント:
シーリングを打ち直し+お客様のドアとサッシの交換というご希望に応じ
長持ちする商品を紹介させて頂いた。また、破風・軒天・樋などの塗装もさせて
頂いた。

工事内容:屋根カバー工事/外壁塗装工事
状況:外観の経年劣化/外壁の色が気に入らない
コメント:
屋根の葺き替えにより、美観upを実現し
外壁塗装をした為、外部の統一化ができた。

工事内容:屋根葺き替え/外壁塗装/サッシ交換
状況:外壁劣化/地瓦の色抜け/部屋が暑い
ご提案:
屋根の葺き替えにより、美観upと軽量化の実現、下地に遮熱シートを使用することで遮熱性能が高まった。
併せて断熱サッシを入れることにより断熱効果が高まった。
外壁一部交換と全体塗装をした為、雨仕舞よく外部の統一化ができた。
